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安江一勢「お金の講義」感想 ー26歳の自分に受けさせたいー

nami

安江一勢さんの「26歳の自分にうけさせたいお金の講義」を読みました。

26歳になると、出産・転職・起業・結婚・出産・挑戦といったように、多くの「選択」を迫られる時期です。

このような「人生の選択」をする際に欠かせないものが「お金」です。

難しくて、手のつけづらいお金の知識や考え方をできるだけ嚙み砕いて勉強できる本となっています。

とくに20代に必要なお金の知識が書かれているため、若い世代の人は必読です!

安江一勢「お金の講義」ー26歳の自分にうけさせたいー

あらすじ


私は過去、お金と向き合っていなかったことで、つらい体験をしました。

いまではありがたいことに、不自由のない幸せな毎日を送ることができています。

私がこのように「お金」を学んだことで幸せになれたからこそ、あなたにもお金のことを学んでほしいと考えています。

本書は「お金持ちになるための本」ではありません。ただその分「幸せになるお金とのつき合い方ができる人」になるための本にしています。

感想


本書に書いてあるのはざっくり言って資産運用・税金の仕組み・保険について書かれています。

20代の頃は、お金の管理方法や投資の重要性を理解していません。僕もその1人でした。

給料の一部を貯金と個人年金にいれて、残りはすべて使うだけ・・・

そんな日々にある転機がありました。

それは職場で税金や保険の担当になったことです。

そこで税金の仕組みや保険や保険会社の年金を勉強していくと、自分が大きな損をしていることに気付きました。

とくに保険関係です。

何も知識がなかった自分は、保険会社の言うとおりに資産運用をしていました。それが大きな間違いだったのです。

保険会社も利益を求めます。

甘い言葉をかけて、お金を絞りとられていました。

このままではいけない!と思い、出会ったのが安江一勢さんの「26歳の自分に受けさせたいお金の講義」です。

本書の中で、みなさんに知ってほしい部分をご紹介していきます!

これだけ知っておけば、幸せになれます!笑

1.老後のためのお金は必要ない

老後のために、大事な「いま」を犠牲にしていいのか?

20代という大事な「いま」に老後のための過度な貯金は必要ありません。

貯金をするくらいなら、使って、経験や体験に変えていったほうが後々の人生において財産となります。

20代の若いうちは、資格取得の勉強をしたり旅行に行ったりするなどが、人生の財産になります。

若いときから老後のために貯金をしていくと、老後のために生きているようなものです。

だからと言って、貯金ゼロは不安ですよね。。。

安江さんは「月収の3か月分」くらいの貯金があれば十分と言われています。

余剰金は経験や自己投資、インデックスファンドに投資しておくのをオススメします!

2.リボ払いだけは、手を出してはいけない

安江さんはいい借金の条件は2つあると言われています。

(1)借りたお金の用途が明確である

(2)返済計画がしっかりと立てられている

しかし、これらの条件が揃っていても「リボ払い」だけはやってはいけません。

【リボ払いとは】

リボ払いとは、正式名称をリボルビング払いといい、クレジットカードの支払い方法のひとつです。あらかじめ設定しておいた金額を支払います。

リボ払いはどれだけ買い物をしても、毎月の支払額が変わらないことにあります。

そのため勘違いをして、クレジットカードを使い放題になると勘違いしてしまいます。

しかも、リボ払いの手数料は異常なほど高額です。(約15%~18%)

この手数料は複利で増えていくので、とんでもない勢いで返済額がふくれ上がります。

リボ払いを続けていると、借金が雪だるま式に膨れ上がり、金利分だけが返済されるだけで元本が減らなくなってしまいます。

クレジットカード会社はリボ払いを進めてくるので、絶対に手を出してはいけません!!

3.マイホームは成功の証ではない

マイホームは誰もが夢を掲げるものです。

僕もマイホームで自分のゲーミング部屋を作ることが夢でした。

しかし、マイホームを手にしたと同時に、同じ金額の借金を背負うことになります。家を買うと、その建物と土地は自分のものになり、目に見える資産として手に入ります。

ただ、この不動産という資産は、手にした瞬間、その価値が下がります。

不動産は買った瞬間に、新築ではなく「中古」になります。

しかも厳密にはローンを返し終わるまでは、自分のものではありません。

そのため、大きな資産とは言えません。

これは価値観によりますが、不動産としての価値とローンのことを考えると賃貸が良いのかなと思います。

しかし、絶対にマイホームがダメというわけではありません!!

家を買うことで得ることができる資産を、モノ以外に見出せるのであれば、それはいい買い物であると言えます。

まとめ

「26歳の自分に受けさせたいお金の講義」を読むまで、お金について勉強したことがありませんでした。

お金の知識を身につけておくことで、人生が幸せになることに気付けました。

26歳はいろんな選択があります。良い選択をするにはお金が必要です。お金がないから良い選択ができない状況はもったいないと思いますし、後悔もするでしょう。

お金で選択肢がせまくならないように、本書を読んでお金について勉強しておきましょう!

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