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橋本翔太『わたしが「わたし」を助けに行こう』感想 ー自分を救う心理学ー

nami

橋本翔太さんの『わたしが「わたし」を助けに行こう』を読みました。

生きていく中で、仕事やプライベートで上手くいかないことは多々あります。

なんで、私っていっつもダメなんだろう。

なんで、いつも同じような人間関係のトラブルを繰り返すんだろう。

なんで、仕事もお金もいつも行き詰まるんだろう。

それなりに努力もしてきたのに、どうしてうまくいかないんだろう。

実はこれらの原因は無意識に自分自身でわざと上手くいかない行動をとっています。

なぜなら、自分自身を守るためだからです。

と言われたら、どう思います?

「ふざけんな!自分から上手くいかない方法をやるわけないだろ!」と思いますよね。

しかし、これは間違いなく事実なんです。

あなたの無意識は、あならを守ろうとするがゆえに問題やうまくいかない出来事を起こしてしまっているのです。

本書では、この驚きの事実と秘密、悩みの向き合い方がわかります。

橋本翔太『わたしが「わたし」を助けにいこう』

あらすじ


ーこれはわたしが「わたし」を助ける物語だ。ー

この本であなたに知ってほしいこと。それはーー。

自分の力に気づき、自分で自分を助けることができることを知ってほしい。

その具体的なやり方を知ってほしい。

そして、あなたの本当の力を取り戻してほしい。

この3点につきます。

さあ、『あながた「あなた」を助ける物語』のはじまりです。

感想


本書に書いておるのは心理学を根拠にした悩みの向き合い方が書かれています。

心理学を根拠に書かれていますが、専門用語などは使われていないので、とても読みやすい印象がありました。

本書の中に心の防衛隊「ナイト(騎士)くん」というものが登場します。

ー心の防衛隊「ナイト(騎士)くん」とはー

あなたの無意識は、あなたを守ろうとするがゆえに問題やうまくいかない出来事を起こしてしまっています。

私たちの心は、自分を守るために、無意識の領域で驚くほど一生懸命に働いてくれています。

まるで外部の異物から身体を守る白血球のよう。

あなたの心を防衛しようと、必死で働いてくれています。

この心を守る動きをするメンバーたちは、まるであなたの『心の防衛隊「ナイト(騎士)くん』です。

ナイトくんは誰しもがもっている心の一部と言われています。

四六時中、必死に僕たちを守ってくれています。ところが、ナイトくんは、とても不器用なので、僕たちを守ろうとするあまりに、極端な行動をしてしまいがちです。

ナイトくんが、よかれと思ってあなたの心を必死で守ろうとするあまり、かえって問題がおきてしまっているのです。

僕にもナイトくんが守ってくれたと感じたエピソードがあります。

仕事で研修の講師をはじめて担当することがありました。

講師といっても、相手は先輩や上司の方ばかりです。

準備の段階で心臓がバクバクでした。。。。

「絶対に失敗できない!」と思い、夜遅くまでパワーポイントや追加資料の作成を行い、完成しても不安で何度も修正する日々でした。

なんとか研修前日に完成することができ、覚悟を決めて本番を迎えます。

当日、研修が始まるとトラブルの続出。。。。

言葉が詰まったり、パワーポイントのページを飛ばしたりして、これまでの努力が水の泡になりました。

なんで、あれだけ頑張ったのに上手くいかないんだろう・・・

今思えば、僕のナイトくんが助けてくれたのかもしれません。

もし、言葉がスラスラ話せて、パワーポイントのページも飛ばしてなかったとします。

上司や先輩から頑張って作り上げた研修の内容について指摘される可能性があります。

ナイトくんは僕が頑張って作りあげた研修資料を否定されないように、わざと言葉を詰まらせたのかもしれません

僕の中にもしっかりとナイトくんがいました!

本書の中にはナイトくんとの付き合い方が説明されています。

それはナイトくんと「対話」をすることです。

ナイトくんとしては、あなたを心の傷から守るために全力を尽くしている。

しかし、そもそも問題を引き起こしてまで守ってほしいとは思っていない。

そんなお互いの行き違いが、状況がよくならない一番の原因です。

本書では心理学に基づいた「対話」のやり方が詳しく書かれています。

僕もナイトくんと「対話」を行いました。

「対話」をしてくいと、涙がでてしまいました。

しかも涙がでたのは私だけじゃないんです!レビューの中にも、同様の人がいました。

「対話」のやり方は、本書をご購入してお試しください!

まとめ

今のストレス社会に必要な本だと思います。上手にナイトくんと付き合うことができたら、悩みが解決するはずです。

最後に、この本の中で一番心に響いた言葉をご紹介します。

「これはわたしがわたしを助ける物語だ」

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